製品情報
SIRCAD Ver.6
2020.05.21
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、建築構造図躯体図作図・設計数量算出プログラム『SIRCAD Ver.6』をリリースいたします。
昨今の一貫構造計算プログラムでは、自由な建物形状を入力し計算できるようになってきています。
『SIRCAD Ver.5』では、それらの建物形状を正確に取り込むことが困難な場合があります。
『SIRCAD Ver.6』では、そのような建物形状を取り込むため、全部材にX,Y,Z方向のオフセットを追加しました。
SIRCAD Ver.6における、追加機能や変更点を以下の通りお知らせいたします。
SIRCAD Ver.6 による表示例
「SIRCAD Ver.6」で追加された機能
共通機能
メニュー表示をツリー形式に変更しました。
設計条件
使用鋼材種設定の材料名に任意の鋼材種が設定できるようになりました。
RC柱、RC大梁のフカシ筋が入力できるようになりました。鉄筋数量算出でフカシ筋を算出します。
定義関連
柱の帯筋、梁の肋筋がそれぞれ10本以上入力できるようになりました。
ブレース定義名を以下のように変更しました。
水平ブレース定義 → ブレース定義
垂直ブレース定義 → 垂直ブレース組定義
RC大梁定義および配置にて、カットオフ筋長さが入力できるようになりました。
配置関連
配置画面において、文字サイズと符号表示位置が変更できるようになりました。
立面配置において、詳細設定モードで入力できるようになりました。
多層に渡る柱/壁/ブレースを配置することができるようになりました。
柱配置において、柱頭柱脚それぞれのX,Y,Zオフセットが設定できるようになりました。
梁配置において、始終端それぞれのX,Y,Zオフセットが設定できるようになりました。
壁配置において、4節点それぞれのX,Y,Zオフセットが設定できるようになりました。
スラブ配置において、8点までの節点それぞれのX,Y,Zオフセットが設定できるようになりました。
数量算出関連
鉄骨算出で大梁の長さを柱の芯-芯/面-面で、小梁の長さを大梁の芯-芯/面-面で選択して計算できるようになりました。
リリース時期
リリースは2020年6月初旬を予定しています。