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2023.12.20

SIRBIM連携 for Revit 差分インポート オプションリリースのお知らせ

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

このたび弊社では、『SIRBIM連携 for Revit2023』のオプション『SIRBIM差分インポート』をリリースさせていただくことになりましたのでここにご案内させていただきます。

差分更新ツール『SIRBIM 差分インポート』は、『Revit』モデルデータに『SIRBIM』の差分データをインポートするためのツールです。

『SIRBIM』標準機能の『差分更新』ツールと組合せて使用することで、設計変更での差分情報を「一貫構造計算データ⇒SIRBIM⇒Revit」とスムーズに差分更新する事ができる次世代のツールです。

『SIRBIM連携 for Revit2023』の一括変換では、『SIRBIM』の各部材のGUID(1部材毎に固有のID)を『Revit』モデルのインスタンス情報として変換します。

このGUIDは、『SIRBIM』でも固有で、削除しない限り同じGUIDを持ち続けます。このGUIDを活用し『SIRBIM 差分インポート』ツールを使うことで、差分更新を正確に行うことができます。

『SIRBIM 差分インポート』の例は、下記の通りです。

1.

「SIRBIM差分インポート」の例

差分更新を行う『Revit』モデルを開きます。次に、アドインメニューから『SIRBIM差分インポート』を選択します。下図が表示されます。設計変更された『SIRBIM』(差分更新済)データを指定します。

左側に『SIRBIM』、右側に『Revit』モデルが表示されます。部材定義(タイプ)と部材配置(インスタンス)毎の差分情報を視覚的に見ることができます。

差分リストを指定すると、差分情報をプロパティ形式で見ることができます。

差分更新対象部材として1階の柱のみを指定し差分更新を実行すると、1階の柱のみ矩形柱から○柱に変更されていることがわかります。

2.

「SIRBIM差分インポート」の主な機能

(1)

「変換範囲」の指定

特定の階、特定の範囲のみを差分更新可能です。

(2)

「変換部材」の指定

特定の部材のみを差分更新可能です。

(3)

「詳細設定」の指定

原点指定

SIRBIMモデルの建物領域左下の通り軸交点を原点とし、その原点を配置するRevitの座標を指定して変換することができます。

部材伸縮の差分認識指定

柱の移動による梁の伸縮、壁の伸縮、梁の移動によるスラブの伸縮、壁の伸縮は、差分として扱わないようにするため、許容値の設定を設けました。

(4)

「差分変換対象」の指定

フロアレベル、通り軸座標、断面定義(タイプ)、部材配置(インスタンス)が差分変換対象情報になります。

リリース時期

2024年1月10日を予定しております。

ご不明な点がございましたら、弊社までお問い合わせください。

今後とも、一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

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