製品情報
I・O_Yusayusa
2023.06.01
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、このたび弊社では、「I・O_Yusayusa(Ver4)」を操作性を大幅に向上させバージョンアップさせていただくことになりましたので、ここにご案内させていただきます。
特徴
『I・O_Yusayusa』は、YUSAYUSA-2 SIMMDL-2 理論と使用法(改訂版Version2.1)1)で説明されているプログラムに入出力機能を付加したものであって,メインソースは吉田望氏,東畑郁生氏の開発したオリジナルと同じです。従って,このプログラムは開発者に作成の許諾を受けて公開に至っているものです。
入力機能としては、地盤定数の入力設定で、入力の必要の無い項目はグレー表示としてカーソルが自動的にスキップするようにしました。
出力機能としては、全てエクセルにシートにまとめて出力するようにしましたので、計算結果の後処理がスムーズに行うことができます。
(特典)
『I・O_Yusayusa(Ver.4) 』に組み込まれているROモデル,双曲線モデルの骨格曲線について,その設定方法が分かるように,数式の組み込まれたグラフ付きのEXCELを添付します。
サンプルデータのSample-Full-ROmodel.IOYを読み込み,koku-random.accの波形を用いて計算した結果の2つの層を例にその詳細を説明します。
その際,hmaxを用いるRO定数の設定がどのような意図を持って解析に反映されるのか,各解析技術者が判断できるように説明を加えました。
試験結果と比較的相性の良いH-Dモデル(γ0.5,hmaxが必要)に比べ,ROモデルは骨格曲線があまり良く合いません。そのような特性のあるROモデルの使い勝手が分かるようH-Dモデルも用いて説明していますので,参考までにご使用ください。
(I・O_Yusayusa(Ver4) の操作画面)
計算条件入力画面
地盤定数の設定画面
入力波指定画面
計算結果画面
エクセル出力
今後とも、一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。