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バージョンアップ

2023.10.02

SHAKE-Lite(Ver3) (1次元地盤地震応答解析プログラム) リリース

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、このたび弊社では、「SHAKE-Lite(Ver3)」をバージョンアップさせていただくことになりましたので、ここにご案内させていただきます。

操作性を大幅に向上させ、最新「Windows10、Windows11」に対応しました。

特徴

『SHAKE-Lite』は、既に多くの技術者に広く知られているSHAKEをより見やすく、分かり易く使用できるように改良したものです。入力では対話形式を採用し、Sampleデータを充実させています。また解析結果を早く見たいという要望も取り入れています。

SHAKEに入力する定数は比較的単純で、通常、Vsから計算される地盤剛性率と単位体積重量、そして地盤の線形レベルの減衰定数です。さらに、等価線形解析を行う場合はこれらの定数に加えて、G/Go,h~γ曲線が必要となります。特にレベル2相当の地震動を入力する場合は等価線形解析となり、このSHAKE-Liteには、G/Go,h~γ曲線に2007年度版建築物の構造関係技術基準解説書(P442~444)の粘土・砂のカーブが参考までについています。

さらに、各層のG/Go~γ曲線は最低限、告示のカーブを選択できるように設定されていますが、告示の曲線と自然地盤のカーブとでは、地表の応答に大きく影響を及ぼすことも報告されていることから、これ以上のカーブは設定していません。本プログラムの利用にあたっては、SHAKEの長所・短所を十分に理解して定数を設定されることを希望します。

「SHAKE-Lite(Ver3)」から、H-Dモデル入力を追加し、基準解説書の粘性土(γ0.5=0.18%,hmax=17%),砂質土(γ0.5=0.10%,hmax=21%)のカーブを,参考までに登録してあります。

(SHAKE-Lite(Ver3) の操作画面)

  • 解析内容の設定画面

    解析内容の設定画面

    (H-Dモデル)

    (H-Dモデル)
  • 地盤定数の設定画面

    地盤定数の設定画面
  • 入力波指定画面

    入力波指定画面
  • 伝達関数出力指定画面

    伝達関数出力指定画面
  • 応答スペクトル出力指定画面

    応答スペクトル出力指定画面
  • 時刻歴波形の出力指定画面

    時刻歴波形の出力指定画面
  • 計算結果画面

    (深度分布図)

    (深度分布図)

    (加速度波形図)

    (加速度波形図)
  • エクセル出力

    エクセル出力

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