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2024.06.11

SIRBIM連携 for Archicad 26「SIRBIM 差分インポート オプション」リリースのお知らせ

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

このたび弊社では、「SIRBIM」で作成した構造BIMモデルから構造躯体モデルをArchicadへ変換するプログラムにつきまして、Archicad 26に対応した『SIRBIM連携 for Archicad 26』をリリースし、

『SIRBIM連携 for Archicad 26』のオプションとなります『SIRBIM差分インポート』を同時にリリースいたします。

『SIRBIM 差分インポート』は、『Archicad』モデルデータに『SIRBIM』の差分データをインポートするためのツールです。

『SIRBIM』標準機能の『差分更新』ツールと組合せて使用することで、設計変更での差分情報を「一貫構造計算データ⇒SIRBIM⇒Archicad」とスムーズに差分更新する事ができる次世代のツールです。

『SIRBIM連携 for Archicad 26』の一括変換では、『SIRBIM』の各部材のGUID(1部材毎に固有のID)を『Archicad』モデルのIFCプロパティ情報として変換します。

このGUIDは、『SIRBIM』でも固有で、削除しない限り同じGUIDを持ち続けます。このGUIDを活用し『SIRBIM 差分インポート』ツールを使うことで、差分更新を正確に行うことができます。

『SIRBIM 差分インポート』の例は、下記の通りです。

1.

「SIRBIM差分インポート」の例

差分更新を行う『Archicad』モデルを開きます。次に、アドオンメニューから『SIRBIM差分インポート』を選択します。下図が表示されます。設計変更された『SIRBIM』(差分更新済)データを指定します。

左側に『SIRBIM』、右側に『Archicad』モデルが表示されます。部材定義と部材配置毎の差分情報を視覚的に見ることができます。

差分リストを指定すると、差分情報をプロパティ形式で見ることができます。

差分更新対象部材として1階の柱のみを指定し差分更新を実行すると、1階の柱のみ矩形柱から○柱に変更されていることがわかります。

2.

「SIRBIM差分インポート」の主な機能

(1)

「変換範囲」の指定

特定の階、特定の範囲のみを差分更新可能です。

(2)

「変換部材」の指定

特定の部材のみを差分更新可能です。

(3)

「詳細設定」の指定

部材伸縮の差分認識指定

柱の移動による梁の伸縮、壁の伸縮、梁の移動によるスラブの伸縮、壁の伸縮は、差分として扱わないようにするため、許容値の設定を設けました。

リリース時期

2024年6月17日を予定しております。

ご不明な点がございましたら、弊社までお問い合わせください。

今後とも、一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

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