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2024.07.08

SIRBIM Ver.2 リリースのお知らせ

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

昨年6月にリリースしました『SIRBIM Ver.1』に新たな機能を追加して『SIRBIM Ver.2』としてリリースさせていただくことになりました。

『SIRBIM Ver.2』における主な機能改良および機能追加は下記の通りです。

主な機能改良及び機能追加項目

1.

「SIRBIM/入力」に関する機能強化

「SIRBIM Ver.2」の入力において、強化された機能は、以下になります。

壁組登録と壁組配置

水平ブレースの任意層複写機能

部材定義変更時の計算処理の高速化

→ 部材定義変更を行った際にポリゴンデータを毎回削除せず、必要時のみ計算することで処理高速化を実現しました。


壁組登録と壁組配置

壁組登録

壁組構成部材を配置して、壁組登録します。

壁組登録

壁組配置

登録した壁組をスパンに配置することができます。(構成部材の反転配置が可能)

壁組登録可能部材は、間柱、小梁(耐風梁)、ブレースです。壁組配置後は各部材を個別で編集することができます。

壁組配置

壁組配置後の軸組図作図例

ピン空き寸法を指定することで、ピン空き表現も可能です。

壁組配置後の軸組図作図例

水平ブレースの任意層複写機能

伏図配置にて、選択した水平ブレースの複写項目を指定層に一括で複写することができます。

複写項目は、部材符号、断面回転、端部オフセット・レベル、端部条件(ピン/剛)となります。

水平ブレースの任意層複写機能
2.

「SIRBIM/リスト図」に関する機能強化

「SIRBIM Ver.2」のリスト図において、強化された機能は、以下になります。

リスト図レイアウト機能追加

作図設定管理機能追加

CAD出力レイヤーを伏・軸・詳細図とリスト図とで分ける

Autocad変換(旧DXF変換)におけるDWG形式での出力(DXF→DWG変換)


リスト図レイアウト機能

基点位置(左上)からの左端、上端のオフセットを指定することで、リスト図枠幅、枠高から図面領域を計算しBMP画像で表示します。

リスト図レイアウト機能

レイアウト画面上で表示されたリスト図画像を右クリックし、プロパティから符号および階の範囲指定、枠幅と枠高(㎜)の変更が可能です。

リスト図レイアウト機能 プロパティ編集

プロパティ変更後は、レイアウト画面上でプレビュー表示して変更内容を確認することができます。

用紙サイズ(A0~A4)枠幅、枠高と、符号範囲、階範囲を指定することで、用紙サイズ内に収まる範囲でリスト図をレイアウトすることができます。

リスト図レイアウト機能 プレビュー表示

レイアウトのプロパティに搭載のまとめ枠機能を使用することで、符号と断面が同じ階をまとめて作図することができます。

リスト図レイアウト機能 まとめ枠機能

作図設定管理機能追加

SIRBIM内での作図設定を纏めて管理することができます。また、SIRCAD Ver.6の作図設定をファイルを読み込むことができます。

以下は、SIRCAD作図設定ファイル読み込み機能の説明です。SIRCADで使用していた「*.st3」から作図設定を読み込むことができます。

作図設定管理

CAD出力レイヤーを伏・軸・詳細図とリスト図とで分けるよう対応

CAD出力レイヤーにリスト図用レイヤーを追加し、構造図とレイヤーを区別して扱うことができます。

CAD出力設定

Autocad変換(旧DXF変換)におけるDWG形式での出力(DXF→DWG変換)

お使いのPCにインストールされているAutoCADの機能を使って、DXFファイルをDWGファイルに変換します。

SIRBIMメニュー:構造図作図>CAD出力設定のAutoCAD出力設定からDXF⇒DWG変換設定にて、

DXFファイルを『acad.exe』を使用してDWGファイルに変換するを有効として、AutoCAD出力を実行することでDWG形式で出力することができます。

DXF→DWG変換設定

リリース時期

2024年7月16日を予定しております。

ご不明な点がございましたら、弊社までお問い合わせください。

今後とも、一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

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